SWOT分析・クロスSWOT分析

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経営戦略を立案するためには、「目標の設定⇨現状の分析⇨問題の把握⇨改善戦略の立案」というプロセスが必要になるかと思います。このプロセスの中で、「現状の分析⇨問題の把握」というプロセスにおいては「SWOT分析」というフレームワークが、さらにその先のプロセス「改善戦略の立案」では「クロスSWOT分析」というフレームワークが効果的なことがあります。今回は、SWOT分析とクロスSWOT分析に関して記していきたいと思います。

SWOT分析とは

SWOT分析とは企業の内部環境と外部環境を分析し、課題を抽出するフレームワークです。「SWOT」は以下の分析切口の頭文字に由来しています。

SWOT分析においては、できる限り項目を抽出するのが重要です。上記列挙した項目を時系列・歴史で考えたり、エリアで考えたりなど、色々な視点から内部・外部環境を分析し、項目をたくさん抽出します。また、項目を抽出する時は具体的な文言で記載するのが望ましいです。例えば、弱みを「資本力」と記載するだけではなく、「債務超過、不要な借入」などです。

SWOT分析を通じて項目を抽出すると、自社にとっての課題が少しずつ見えてきます。それをより具体的に戦略に落とし込むフレームワークがクロスSWOT分析です。

クロスSWOT分析

SWOT分析により得られた項目をその名の通りクロスさせ、それぞれの戦略を立案します。

例えば、強みの項目として「潤沢な資金」があり、機会の項目として「〇〇エリアの△△による需要増」があれば、「〇〇エリアにターゲットを絞った□□投資戦略」のようなことが積極戦略として立案できることになります。

経営戦略の立案に役立つフレームワークであるSWOT分析とクロスSWOT分析に関して記しました。今後も経営に役立つ情報も発信していきたいと思います。

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